『県庁の星』 エキストラレポ 1
2005年 11月 24日 (木)
当選通知発送予定日を過ぎてもフジテレビクラブからのメールは届かず、
てっきりハズレたと思ってました。
同伴をお願いしていた弟にも「ハズレたみたい」と連絡し、私も当日はバイトを入れてました。
…んが!
さぁ明日は祝日、ゆっくり過ごそう♪と思っていた前々日の夜。
来てるじゃないですか! 今ごろっ! 当選通知がっ!! あちゃ〜〜…(爆)
私のバイトは何とかずらせそう。
でも、弟は「ハズレたみたい」と聞いた時点で
すでに別の予定を入れてしまっていて、もう同伴は無理らしい。 どうしよう…(>_<)
おそるおそるダンナにお伺いをたて、
かなり無理を言ってなんとか付き合ってもらえることになりました。
ありがとう!ダンナさまさま!! 感謝〜〜〜m(_ _)m
…というわけで、『真夜雨』 エキストラ以来、3年ぶりのつくばへ旅立ったのでした。
3年ぶりのつくば 前日の23日、急遽振り替えたバイトをこなした後、 そこから直行でつくばへと出発したのが15:00。 交通費をケチって途中で高速を降りたはいいけど、祝日ともあってか道路はかなり渋滞(>_<) 夕食もとらずに車を走らせ、ヘトヘトになりつつ、3年前も現地まで付き合ってくれたダンナと 「こんな建物あったっけ?」「ここにこんなの出来たんだね〜」とか言いながら、 つくば市内のお宿に到着したのは21:00近くでした。 うぅ〜来るだけで疲れた(--;; けど、ここのお宿がと〜っても快適♪ 広いツインルームに、温泉付きの大浴場。 ちょっと余裕を持って宿を選んどいてよかった。 以前はモーテルにも泊まったからね(爆) 翌朝、AM7:30にチェックアウトし、途中コンビニで朝食を買ってから AM8:30集合の現場へと向かう。 |
懐かしの、旧『泉田病院』(笑)
朝一の織田さん♪ ちょっと早めに現場へ着き、急いでコンビニのパンを食べていると、 遠目に見覚えのある方が…。 佐々木蔵之介さん? コンタクトしてこなかったんでよくわかりませんでしたが、 蔵之介さんらしき人(笑)が、茶系のジャケットを着てエスカレーターを上っていきました。 AM8:30を少し過ぎた頃、スタッフさんに呼ばれてエスカレーター下へ集合。 今回は男性同伴という条件もあり、集合人数(20人ちょっと?)の1/3ぐらいは男性でした。 点呼をとっている最中、ボーッとしていた私を、隣りのダンナが「あれ。」とつつく。 ん?とその方向を見ると…おっとぉ〜〜〜!織田しゃんだっ!(◎o◎) 濃グレーのジーパンにいつもの黒のダウンコートを着て、 点呼をとるスタッフのすぐ後ろを通ってエスカレーターへと上っていく。 ダンナ曰く、「眠そう。 オーラないね〜、フツーのあんちゃんだ」と。 いやいやいや…これが現場に入るとオーラ出まくりなんだよ!>ダンナ それに、フツーのあんちゃんよりも大分かっこいいと思いますが(笑) 点呼後、先ほど織田さんの上っていったエスカレーターで3Fへと移動。 そこで小道具(県庁職員のバッヂやIDカード)を渡されて待っていると、 すぐ脇のエスカレーターを、スーツに着替えた織田さんが上っていく。 エキストラは一斉に振り返り見つめる(笑) うーん、しみじみ生の横顔を見ると、ライブの時と比べて 確かに頬がこけたような気がする…。 やつれてる? しばらくして、また上から織田さんが下りてきた。 今度は腿を交互に上げたり、両手を後ろ手に組んでグーンと伸ばしたり、 頭の上にもってきて体をギュッギュッと左右に曲げたりと、 ストレッチしながら控え室の方へ歩いていきました。 かわいい…(笑) やっぱお疲れなのかな? 眠いんだろうな(^^;; |
ストレッチしながら歩き去る織田さん…(笑)
いよいよ現場入り AM9:15頃、撮影場となる部屋の中へ移動。 途中、機材がいっぱいあるところを通りましたが、 光影舎のブログでおなじみのパンサー君もありました(笑) 中へ入ると、もうすでにプロのエキストラさん(主に年配の方)たちがいっぱい。 私たちはスタッフの指示で順に席に座り、 ADさんがデジカメを覗きながら画面全体のバランスを見て、人の配置を微調整していく。 私の隣にはエキストラ会社から派遣された若めの男性が座ったのですが、 「『県庁の星』って見てます? 僕、見てないんですよね〜」と話しかけてきた。 いや、これTVドラマじゃなく、映画ですからぁ〜(爆) そういうこともよくわからずに派遣されたりするのね…(^^;; そうこうしているうちに、石坂浩二さん、酒井和歌子さん、佐々木蔵之介さんらが 次々と現れ、席についていく。 織田さんはまだ来ない。 エキストラで手帳やペンを持ってる人は (小道具として)机の上に出しといてくださいと言われる。 ラッキー♪ これで堂々とレポネタをメモれる(爆) <頭ん中で時系列に覚えてるの、結構大変なんです(^^;; |
小道具として渡された、県庁職員バッヂ。
実はシール(笑)
迫力の真剣シーン! 最初はカメラや流れの確認。 織田さんの代わりにスタッフさんが、野村役でセリフを棒読みする(笑) AM10:00ちょっと前、「おはようございます」と挨拶をしながらようやく織田さんが現場入り♪ 織田さんがついた席は、私の一列前の10席ほど右。 ちょっと離れてるけど、よく見える♪ エキストラは野村の言動を注視する演技を要求されているので、遠慮なく見られるし(爆) 黒髪ストレートがかっこいいなぁ…(しみじみ) まず本日最初のシーンの、テスト1回目。 織田さん@野村、メガネ装着!(゚∀゚) 一発目からすごい迫力です。 さっき棒読みしてたスタッフとは全然違う(爆)<当たり前 セリフをちょっと忘れたところも、流れを止めずに何度か繰り返して続けていく。 カットがかかり、次のカメラ準備の合間にも繰り返しセリフをつぶやき、 時には動作も交えて真剣に練習している。 織田さんだけじゃなく、相手役の石坂さんもテストからかなりの迫力だったからか、 「疲れちゃうから、(テストでは)声抑えめでいいですよ」と西谷監督から言われてました(笑) テスト2回目。 とある箇所でどうしてもセリフが出てこず、外からスタッフが正しいセリフをとっさに教える。 そうやって流れを止めずにカメラワークの確認。 ヘアメイクの直しとスーツのシワ伸ばしをして、次に本番。 直前に「あーーーっ!!!」と大声を出して、気合い入れ?(笑) 一発OKでした。 さすが♪ その後も、この真剣なシーンの撮影が続きます。 テストではたまにセリフが出てこなくて「あ〜〜ごめんなさい」と言いながらも 流れは止めずに続けるのですが、本番はほとんど一発OK。 いかに集中力があるかってことですよねぇ。 合間にはペットボトルの水を飲んだり、 ヘアメイクさんが持ってきてくれた手鏡を覗き込んで髪の乱れなどを熱心にチェック。 大丈夫。 そんなに直さなくても、あなたは充分カッコイーです♪(笑) たまに手で目頭を押さえたり、目をギュ〜ッとつぶったりしてたのは、 やっぱお疲れはお疲れなんでしょうね…。 けど私が見る限り、あくびなんかは一度もしてなかったですよ。 周りのエキストラたちの方がよっぽど居眠りこいてましたね(爆) 現場のムードは… 某シーンで、石坂さんとの絡みの中、織田さんのリアクションだけを撮る場面がありました。 石坂さんはそこでは映らないしセリフもないのですが、次のシーンへの流れのために テストの時から進んでカメラ枠の外で演技をしてたのです。 織田さんに、より感じを掴んでもらうためでしょうね。 そんな石坂さんに、織田さんが気を遣って、 織田 「あ、お休みください。」 石坂 「うん…なんとなく。」 織田 「大丈夫ですよ。 お休みください。」 石坂 「万が一カメラ止まんなかったら、次のセリフ言わなきゃなんないし(笑)」 織田 「あ…そうですね(^^;; ありがとうございます。」 なんだか、お互いを気遣ったやり取りで、 キャスト間もいい雰囲気なんだろうなというのが伝わりました(*^^*) カメラの準備中にもよく二人で談笑してたし♪ けどカメラが回ると、お二人ともガラッと変わって役になりきるんですよね。 スゴイ。 そういえば、織田さんは石坂さんに役名で呼びかけてました。 ま、これはいつものことですが(笑) こんなことも。 撮影の準備中、織田さんが練習している最中に、 スタッフの誰かの携帯が唐突に鳴り始めたのです。 しかもなかなか止まない。 失笑が漏れる中、 織田 「バイブの方、お願いしま〜す(笑)」 現場の疲れもピークだと思うのですが、だからといって過剰なピリピリムードではなく、 いい感じの一体感が感じられました(^^) 午後は眠気との闘い(爆) AM12:50に、いったん食事休憩。 |
借りている場所に迷惑にならないよう、バス車中で食べるよう指示されたのですが…
なんかこのバス、「県庁の星★ツアー」みたいな(爆)
お昼のロケ弁♪
缶のお茶も付いてました。
午後の部は13:30に再開。 (ここで実は、同伴のダンナが体調を崩して退出せざるを得なくなり、その穴を代わりに スタッフさんに埋めてもらうというご迷惑をおかけしました。 本当にスミマセン…m(_ _)m>スタッフ様) ご飯食べた後だし部屋の中も空調が効き過ぎて暑いぐらいだし、エキストラの眠気もピーク。 私も待ちの間、すぐそこで織田さんがヘアメイクを直したり準備したりしてるというのに 意識が遠のいてましたから(゜゜☆\(--メ)バシッ そんな朦朧とした空気に気付いた織田さんが、部屋の扉を開けるよう言って 新鮮な空気を通してくれたのです。 あぁ、なんて気配りなんでしょう〜(T_T) 居眠りしかけてごめんなさい。 けど眠くてどーしようもなかったの(爆) 午前中に引き続き、緊迫したシーンが続きます。 おそらく最大の見せ場(の一つ)でこだわりもあるからか、本番で4回も撮り直しをしました。 その度に「あ〜ごめんなさい」と謝ったり、 「あー! あ、あ、あ!」と発声練習をしたりする織田さん。 エキストラにもリアクションの演技が要求されていたため 何度も同じ演技を繰り返したのですが、やっとOKが出ると 織田 「ありがとうございました!」 とエキストラに向かってお礼を言ってくれたのです! みんなも思わず拍手!(*^^)// ダミー君!? その後しばらくエキストラは洋ナシ…いや、用無しで(笑)、 織田さんと石坂さんと酒井さんのガチンコ演技をずっと見学。 織田さんは、自分は映らなくてもしっかり表情を作っていたり、 撮影の合間にはピョンピョンとその場跳びをしてリラックスしたりしてました。 15:30。 織田さんが一旦退出し、石坂さんと酒井さんのみのシーンの撮影。 織田さんの代わりにスタッフさんが野村のセリフを読むのですが、 この棒読みのセリフにちゃんと感情を入れて反応できる石坂さんもスゴイと思いました(^^;; ふと、目で織田さんを探すと…あれ?織田さん…? いや、違う。 あれはダミー君だ!(◎o◎) そう、『OD2』のエキストラ撮影に参加した方なんかはわかると思いますが、 知る人ぞ知る、織田さんのそっくりさんなのです(爆) ホント、髪型から背格好、立ちポーズまですごくよく似ていて、 目の悪い人なら遠目には織田さんだと勘違いするほどなんですよね(^^;; でも、正面からよく見ると別人です(爆) ダミー君は、織田さんの代わりに立ち位置に立って カメラアングルや光量などの確認するというのが主な任務のよう。 …って、ちゃんとそういうお仕事なんだから、 ダミー君って言っちゃ失礼かもしれないのですが(笑) 織田さん通過! 17:30、夕食休憩。 |
昼と同じように、バスの中でロケ弁を食べる。
お茶付きです♪
夜の撮影開始までには結構時間があったので、 現場でお会いした織田友さんたちのグループに混ぜてもらって、しばしおしゃべり。 3Fエスカレーター前で「さっき、織田君が私服でここ通ったんだよ」と聞き、 じゃあ今日の織田さんの撮りはもう終わりなのかな?とかしゃべっていると… 織田さんが来たぁ〜〜〜(O.O;) ホントだ。 ユーズド風のグレーのジーンズに黒のジャケット。 もう着替えてるわ。 手にはカレーを食べた皿と、バナナの皮らしきものが乗ったプレートを持っている(笑) 私たちのすぐ前を通り過ぎてエスカレーターを上っていき、 プレートをスタッフに渡した後またすぐに下りてきた。 なんか、この至近距離で無言でただジロジロ見るのもなんだなぁと、 「お、お疲れ様です〜」と話しかけようとしたんだけど、噛んでしまった(爆) 中途半端な挨拶に、織田さんもどうリアクションしたらいいのか?って感じで 中途半端な反応で通り過ぎました。 あぅ。(--;; その後、控え室から出てきて今度は 携帯をしながら通り去った織田さん。<誰としゃべってんだろ〜?( ̄ー ̄) そのままエレベーターの方へと向かったようなので、 織田友さんのダンナ様がそれとなく追跡(?)してくれるも、行方わからず(爆) けど駐車場にはもう織田さんの車はなかったようなので (これも織田友さんのダンナ様が確認してきてくれた/笑)、 夕飯後は帰っちゃったということがわかりました(^^;; とりあえず、今日の撮影お疲れさまでした♪>織田さん あ、あと蔵之介さんも、3度ほどこの前を通り過ぎました。 通り過ぎた後に、織田友さんたちと 「(蔵之介さん)結構好きなんだよね〜」 「あ、私も。」 「そういうことは、本人が通る時に言ってあげないと(笑)」 という会話を(爆) 全くだわ〜(^^;; 蔵之介さんは、そんなふうにたむろしている私たちの前を通る時にちょっとビビったのか(笑)、 エスカレーターを上るのに間違って下りの方へ行ってしまい、 ピーピーと警告音が鳴ってました(爆) おちゃめ♪ でもそこから仕切りをまたいで上りエスカレーターの方へと移動するおみ足は、 スラッと長くてかっこよかったっすよ〜(*^^*) ダミー君、活躍? 19:00に、夜の部の撮影が再開。 主に、日中出番がなくて一時お姿の見えなかった蔵之介さん (ドラマの収録とかがあったのかも?)のシーンの撮影や、 ガヤガヤという聴衆の声の録音など。 野村に対するエキストラのリアクションを撮るシーンでは、 すでに帰られた織田さんの代わりに、先刻のダミー君が活躍。 先ほど撮った織田さんの声の録音に合わせて身振りだけを真似したり、 実際にダミー君が野村のセリフを言ったり。 けど…やっぱり話し方や声は織田さんとは全然違ってましたねぇ(^^;; <当たり前か 横顔とかは似てるんだけどな(笑) 予定よりも1時間ほど早い21:00過ぎ。 現場の撮影はまだ続いてましたが、エキストラの撮影は終了。 参加記念品を頂いて、解散となりました。 夜の部の途中でちょっと回復して戻ってきたダンナと共に、 4号線をひたすら北上して、家に着いたのは明け方4:00近くでした…(=_=) |
参加記念品の、台本型ノートとシール。
このキャラクターは…K県のマスコット?
製作会見の時の織田さんのトーンがあまりに静かだったので、
よっぽどお疲れなのかしら?と思った、その4日後。
余計な心配は無用でした(^^) あれは役作りだったのでしょう。
織田さん、他のキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さんの、
この作品作りに対する熱意が伝わってくる現場でした。
完成が本当に楽しみです♪
…しかし、原作も読まず、なるべくネタバレには耳をふさいできたのに…
いきなりクライマックスの撮影だったような気がする(爆)
ま、でも、この撮影に参加できたという体験の方が大事ですよね(^^;;
(途中抜け、ほんっとにスミマセンでした!m(_
_)m>スタッフ様)